優勝は北海道支部【Bar&Sushi 紺と白】
阿部バーテンダーの『とさみずき』

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先日こちらでご案内していた、【第9回 HBA / KOKUBU カクテルコンペティション 2023

気が付けば、すでに1ヶ月が経ってしまいましたが、公式サイトの方に、結果報告も掲載されておりましたので、そちらをご一読いただきつつ、参加者目線の感想をこちらに記載させていただきます^^

会場は、札幌プリンスホテル・国際館パミール
コロナ禍明けのリアル大会&カクテルコンペの全国大会が北海道で行われるのが久しぶりということもあり、450名分の前売券が完売し、当日券が出なかったというのは、異例とのことだそうです

北海道から九州まで、最終選考に残った20名のバーテンダーたち

早速競技が始まりました。

ちなみに今回のテーマは、GI焼酎である「壱岐焼酎」、「球磨焼酎」、「琉球泡盛」、「薩摩焼酎」、 又は「SEVEN SEAS」のいずれかをベース素材として使用したカクテルの創作※GIの詳細はこちら

そしてそのカクテルは、「缶つま 北海道・噴火湾産ほたて燻製油漬け」とのペアリングを意識した、未発表のオリジナルカクテルでないといけないのです

2人1組で、制限時間内に創作カクテルを作っていきます
とにかく無駄な動きがなく、かつ動作が美しい!
バーに行ってもいつも思うけど、バーテンダーさんの所作も美味しいカクテルを作るためのエッセンスですよね

20名のバーテンダーさんの動きを一度に見れただけでも、この会に参加した意味があるなと思いました^^

全ての作品が揃ったところで、私たち一般参加者の投票があります

この箱に、入場券を入れる仕組み
この時点ではまだ飲んではいないので、レシピとバーテンダーさんの所作だけで選ぶ感じです

ちなみに審査員の皆さんは、20杯のカクテルを実際に飲んで審査しているので、かなりお強い方でないと務まりません!!
※アルコールに強い方であるオサナイも、カクテルとなると自信がない^^;

審査集計を行っている間は会場を移して、HBA主催コンテストの歴代優勝者によるカクテルの振舞い酒タイム!!

これがなんとも贅沢な時間!!

バー&カクテル愛好家の皆様なら、全員の名前とお店がすぐ出てきますよね??

なんとか全員のカクテルを飲み切りまして・・・

さらには超レジェンドのカクテルまでいただきました!!

実は審査が始まる前に軽く飲んでいるものですから、この時点でほろ酔い状態ではあるものの、本番はこれからです!!

審査会上に戻りまして、出場者全員の作品が飲める時間が始まりました!!

さすがに20名一度には無理なので、10名ずつの入れ替え制

この人数の中でも、テキパキと動き、笑顔も忘れないバーテンダーさんたち

ちなみにこの時点ではまだ、どの作品が優勝なのかは発表になっていません

オサナイはなんとか全種類制覇しようと、おつまみもほどほどに頂きながら頑張りました(笑)

ちなみにオサナイが投票したのは、東京支部の野澤バーテンダー
飲んでもやっぱり自分好みで、間違いなかったと納得!

フードペアリングですから、会場に用意されていた、缶つま『北海道・噴火湾産ほたて燻製油漬け』も味わいつつ飲みます

なるほど!こんな風に味わいが広がるのか!!と、ほろ酔いになりつつもペアリングは忘れませんっ(笑)

かな~り飲んだ後、各賞が発表されました!
優勝・準優勝・第3位の他、ベストテクニカル賞、ベストフードペアリング賞、ギャラリー賞があり、Bar & Sushi 紺と白の阿部 翔平氏が創作した、『とさみずき』が優勝、さらにベストフードペアリング賞も獲得!

HBA会長の野田浩史氏から、賞状が手渡されました
初の北海道開催で、北海道支部のバーテンダーさんが優勝したことが、すごく嬉しそうにみえました^^

オサナイが投票した、東京支部の野澤萌花氏は第2位!
なんだか、母目線で喜んでしまいました!!

最後に、札幌プリンスホテルのバーテンダーでもある、名取麻子北海道支部長から挨拶

参加してみて個人的に思ったのは、割と若い世代の方々が、真剣にアルコールに向き合っていることに驚き、そして喜びを感じました

色々な職業がある中で選んだバーテンダーの道
接客と技術、そしてセンス、すべてを一流にしないとトップにはなれない難しい世界なのではと思っておりますが、その厳しい世界で頑張る次の世代のバーテンダーの皆さんを、できる限り応援したい!!
(今のところ、飲んで応援くらいしかできないけど・・・)

来年は東京で開催されるそうですが、北海道からわざわざ行きたくなる素晴らしいイベントでした!!

こちらで当日の動画が見れますので、興味のある方はぜひ!!