9月30日(土)12時30分から
HTB秋の大感謝祭で北川久仁子さんのトークショーが開催されました!
たくさんご来場いただきありがとうございました!!

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9月30日(土)12時30分から、HTB秋の大感謝祭にて 「ピンクリボントーク by札幌市がん対策普及啓発キャンペーン実行委員会」が開催されました。

MCはHTBアナウンサーの森さやかさん、ゲストは北川久仁子さん。
会場のスカーツスタジオには、約90名のみなさまにお越しいただきました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございます。

第1部 がん体験、がん検診の大切さについて
ゲスト ラジオパーソナリティ・北川久仁子さん

今年の1月に乳がん罹患を公表した北川さん。

乳がんと分かったきっかけや、治療選択について、仕事との両立についてなど、自らの体験を隠すことなく、皆さんに訴えるようにお話してくださいました。

乳がん検診に行ったきっかけ

うつぶせになったら胸が痛かったことが検診に行くきっかけだったそうです。

少し様子を見て、やはり病院を受診。
針生検(おっぱいに針を指すのでちょっと痛い…)という検査を行って、検査結果が出るまで1週間。
結果を待っている間が一番不安だったそうです。

ご主人と来てくださいと言われ、病院へ行って言われたのは「乳がんステージ1」。

ステージ1だと5年生存率は95%以上あると言われ、迷いなく部分切除手術へ。

すぐに仕事に復帰し日常生活に戻られた北川さんでしたが、術後の病理検査で断端陽性(乳房温存手術で切取った部分の切り口にがんが残っている)と分かり、結果、全摘出となりました。

北川さんは「全摘でがっかり、というよりは、全部取ってスッキリしたかったので、リスクを減らしたいという気持ちの方が大きかったですね。」ととても前向きに受け止めていらっしゃいました。

お母さまが乳がんということもあるそうで、日頃気にしていたことや、ご自身の番組で乳がんの先生のお話を聞いていたので、心構えができていたそうです。
「がんが見つかった時も自分事としてしっかり受け止めて、しっかり治療して、仕事に戻ることができました。体験したことを皆さんにも伝えていきたいと思っています。」と、最後はこれから北川さんがやっていきたい目標をお話してくれました。

これからの北川さんの目標

1、同じようにがんになった方が、ひとりぼっちにならないようにコミュニティを作りたい。

2、がん検診を受けましょう!とみなさんに薦めていきたい。

第2部 知ってほしい乳がん
HTB 阿久津友紀さん

乳がん経験者・取材者の立場からお話してくださいました。

9人に一人は乳がんになる時代です。

乳がんにかかりやすい年代のグラフでは、30代後半から伸びており、若い時から気をつけなければならないがんの一つということ。

現在は医療が進み、検査や治療がとてもたくさんあります。

阿久津さんからの出題で、わかりやすい『がんを知るクイズ』で、がんのことを知ったり、
がんサバイバーの方の気持ちを知ることもできました。

最後は北川さんと『じゃんけん大会』でプレゼントを差し上げました。

プレゼントはこちら↓
GSI クレオスと畿央大学との共同開発で作られた入浴着

会場まで足をお運びいただき、本当にありがとうございます。

詳しいお話は、今回のトークショーのアーカイブを配信している【HTB SODANEチャンネル】をご覧ください。

HTB SODANEチャンネル(YouTube)

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ゲストのご紹介

北川久仁子さん

1993年、ラジオパーソナリティーを中心に活動を開始。1994年から9年間、鈴井貴之とともにAIR-Gʼ「GO・I・S」を担当。現在、毎週金曜日に9:00~17:30でAIR-Gʼ「北川久仁子のBrilliant days×F」で生放送を担当している。イベントMCでは、ラジオで培った柔軟なトーク力を活かし、式典からエンターテインメント性の強いものまで幅広くこなす。一児の母として子育てをしながら、TV、講演会などに出演。ナレーターとしても活動している。

阿久津友紀さん

HTB東京支社編成業務部長。長年ピンクリボン運動や乳がん患者の取材をライフワークとして続け、7本のドキュメンタリー番組を制作。2019年、両側乳がんに罹患。
2020年にTVドキュメンタリー「おっぱい2つとってみた―46歳両側乳がん~」を制作し、国内外から高い評価を受ける。厚労省がん対策推進協議会委員/これからのがん研究のあり方検討委員会構成員/著書『おっぱい2つとってみた がんと生きる働く 伝える』(北海道新聞社刊)
https://www.htbshop.htb.co.jp/goods_HTBseisaku525