7月22日(土)~10月1日(日)まで、厚別区にある北海道博物館で開催中の【北の縄文世界と国宝】
開催前日に行われた、メディア向け内覧会に足を運んできましたので、レポートさせていただきます
まず一言、これは絶対見に行った方がよい!!
小中学生のお子様がいらっしゃる方はもちろんのこと、大人一人でじっくり鑑賞するのもオススメ
縄文時代については確実に習ってきたはずですので、その時の記憶が蘇りながらさらに奥深く知ることができ、今の日本・北海道が形成された経緯を改めて知ることができる、素晴らしい展示会でした(と、ちょっと興奮気味です・笑)
学べるだけでなく、土偶や土器、土面の美しさと愛らしさに癒されるのです!
見れば見るほど吸い込まれていく、独特の造形美
そしてこれらが3000~5000年前のモノということを考えると、本当に不思議な気持ちになります
会場は4章のエリアに分かれていて、国宝の土偶や土器などが展示されている最初のエリアは“縄文ーその心と美ー”
そして2章が“世界遺産「北海道と北東北の縄文遺跡群」の価値”
2021年にユネスコ世界遺産に登録された、「北海道・北東北の縄文遺跡群」
実は今までちゃんと知らなかったのですが、北海道・北東北の縄文遺跡は17もあったんですね!※長七谷地貝塚と鷲ノ木遺跡は関連資産
各遺跡から特徴的な遺物を展示して、その遺跡の歴史や構成を知ることが出来るようになっております
ちなみにこちらは、伊達市の『北黄金貝塚』で発掘されたもの。道産子なのでつい、魚介類に目が行ってしまいました(笑)
3章は“世界遺産とは”
こちらでは、NHKが制作した「世界遺産と北海道・北東北の縄文遺跡群」の見応えのある映像を鑑賞することが出来ます
4章は“縄文文化を未来へ”
遺跡の発掘等に携わっている方々の紹介、そしてこの先の未来へ語り継いでいくために活動されている方々の紹介もありました
展示内でこのようにスポットを当てることって、あるようでなかったかも。。
歴史や文化って、誰かが伝えてくれないとそこで終わってしまうことになってしまうので、地味だけどすごく大事なことですよね!
こちら、千歳市にある『キウス周堤墓群』の一角にお住いの鈴木さんのコメント
本州から移住した場所が、たまたま史跡指定をされ、そして世界遺産になった
これって、考え方によっては生活上ではかなり面倒なことですが、鈴木さんは全面的に協力してくれて、自らジオラマまで作成したそうです!
なんだか胸がアツくなってしまいました
今回初めてその存在を知った、【ドニワ部】
今の人たちにも興味を持ってもらうための活動として、すごくイイなと思います^^
そうそう今回、中2階にある休憩室の一角で、ドニワ部の商品をはじめ、様々なグッズが販売されているのですが、これがつい買わさってしまいそうになるモノばかりなのです!!
かなり人気のようですので、早めにゲットした方がいいかも!
さらに今回、冒頭の画像にも写っていた【ころころコロニャ】の公式グッズの販売も♪
ちなみにころころコロニャは“名誉学芸ニャん(員)”なんだそうです(笑)
動き方が可愛すぎて、すっかりトリコになってしまいました(≧▽≦)
一部展示品は複製で、8月下旬頃からホンモノが来るそうですので、お目当ての土偶や土器がある方は、公式サイトにて確認の上、来場を!
また会期中は、様々なワークショップも予定しているそうですので、詳しくはこちらでチェックしてみて下さい^^
それと今回の図録は、出来れば購入されることをオススメします!
教科書以上に縄文の世界について詳しく知ることが出来て、かなり見応えがありました!
取りあえずオサナイは、井浦新さんの音声ガイドで、もう一度じっくり見てみたい!!