道産のもち米を使用した『大福のようなパン』
千秋庵 丸井今井札幌店にて先行発売

SHARE

丸井今井札幌本店大通館地下2階の千秋庵が、売り場面積を少し拡大し、3/16(木)リニューアルオープン!

正面のショーケースにズラリと並んでいるのが、今回新発売となった【大福パン】

1921年(大正10 年)創業の千秋庵さんは、1965 年頃(昭和40年代)に和菓子屋が作るパンとして、あんぱんやコロネなどの菓子パンを販売していたそうです!(全然知りませんでした・汗)

↑千秋庵代表の中西さん

千秋庵さんの創業当時からのコンセプトは「本物のおいしさづくり」
その言葉を念頭に、「和菓子づくりの技術」「歴代の商品」「昔用いていた製法」等をキーワードに、お客様に喜んでいただけるような商品を提供することを目指して開発を重ねているそうです。

それにしても中西さん、なんだか和菓子屋さんの売り子さんのように馴染んでいます(笑)

道産のもち米を使用した生地と、道産の小豆を使用したたっぷりのつぶ餡、まるで大福のような食感に仕上げたということで、早速いただいてみました!
白い粉がパラパラとこぼれ落ちるのも大福っぽい(笑)

パンと思って食べると、その弾力に驚いてしまうほどもっちりとした生地!
ちょっと顎力いるかも(笑)

そのインパクトに負けない、滑らかでいて粒粒ッとした上品な餡
つぶ餡好きならこれは美味しい!!と、絶対思える餡そのものの美味しさが楽しめたことに、さすが100年の歴史がある和菓子メーカーだなと、今までにない感想を持ってしまいました

個人的な意見にはなりますが、老舗メーカーは、基本の美味しさは変えずに進化していかなくてはいけないと思っているので、新商品を出すにしても一番核となるところがしっかりしていないと、お客様が納得しないと思うのです

だからこそ今回の商品の『餡』の美味しさは、すごく沁みました!

ちなみに今回のパッケージデザインですが、その昔、ショップカードとして使用していたこちらのデザインをモチーフに作ったそうです

↑プレスリリースより抜粋

折ると、写真のように立体的になるデザインだったそうですよ!!
ちょっと道頓堀のあの人形を連想してしまいましたが、このデザインにした理由がちゃんとあるのです^^

そして店舗デザイン

ナラ材の表面を削って古めかしさを醸し出し、昭和生まれならどこか懐かしさを感じる木枠のショーケース

百貨店には珍しく、陳列棚に段差を付けたことで動きを加えたそうです
いやぁ、そいう話を聞かないと見逃しがちですが、確かにその通りだなぁと、大きくうなずいてしまった

そして下の波模様は、大福の丸みをイメージするのと同時に、西洋建築のような印象も与え、和洋折衷なスイーツをイメージしているそうです!!
デザインって深くて楽しいっ!!!!

デザインで言うと、この商品シールの下に隠れているこちらのマーク

これこそレトロ感がムンムン漂ってきます!!
シールで見えなくなっているのがもったいないっ(≧▽≦)
ついでに紙のカシャカシャ感もレトロです

大福パンは、今のところ千秋庵 丸井今井札幌店のみでの発売なので、暫くは早めに売り切れてしまうかもですが、順次販売店は増えるそうですので、目に留まったら是非一度、味わってみて下さい^^

大福パン以外にも、主力商品のノースマンや山親爺なども販売中です♪