北海道新聞社から11月に発行された【北海道のワイナリー50】
2020年に北海道のワイナリーが発売された際は40ワイナリーの紹介だったのが、たった2年で50になっていました
実際には2022年8月現在で、53のワイナリーがあるそうです
生まれも育ちも札幌のオサナイにとって、アルコールが飲めるようになった約30年前には想像もつかなかったこと
今後も増える予定のある北海道産のワインについて、飲むだけでなく知識も入れたいと思い、11月に北海道大学百年記念館で行われた、『北海道ーワインプラットフォームイベント』に参加してきました
セミナーはお二人からお話しがあったのですが、写真の西邑氏のお話しは本当に興味深く、セミナーというものが苦手(いつも睡魔に襲われるのです・・・^^;)なオサナイが、聞き入ってしまうほど
ここにその内容をアップするとものすごい情報量になってしまうので割愛させていただきますが、日本国内にとどまらず、世界からも注目されている北海道という場所においての、100年先のワインと地域の未来像のお話しでした
温暖化が進み、今後変化していくぶどうの栽培や醸造への対応
産業としてのワイン造り
造る人・飲む人を繋ぐコミュニケーションツール
利点ばかりではなく、問題点も含め、これからもっと多くの人を巻き込んでいかなくてはならないということを認識しました
そんな中、現在北海道大学構内に、『北海道ワイン教育研究センター』が建てられているのはご存知でしょうか?
その場所は、有形重要文化財にも指定されている、『旧昆虫学及養蚕学校教室』
旧教室の裏には、昆虫標本を保管するための標本庫があったのですが、石蔵だったこともあり、ワインの保管庫として使えないだろうかという話しになっているそうです。
この建物と石蔵は、以前からよく目にはしていたけど、昆虫のためのものだったこと、今回初めて知りました!
そんな歴史ある場所で、北海道のワイン産業の発展のための活動ができる拠点を造っているのです
その案内人を務めて下さったのが、北海道大学大学院農学研究員の曾根氏
実は今年、北大で育てたぶどうで醸造したワインも誕生(醸造は平川ワイナリー)
携わっていた曾根氏、出来上がったワインを眺めるときの表情が、わが子を眺めているかのようでした^^
今回はわずか22本しか出来なかったとのことですが、その貴重なワインを交流会で試飲させていただきました!!
春先の、花や葉が芽吹いてきた時の北大構内で飲みたくなるような、軽やかで清々しいロゼ
2022年は、赤も含め200本を予定しているとのことですが、色々な可能性を感じた1杯となりました
それにしても今回の交流会で登場したの道産ワインたちは、本当に凄いラインナップでした!!
頂いたリストには22種類くらいしか載っていなかったのに、明らかにそれ以上ある!!(笑)
どちらかというと、道産ワインに携わってきた方ではありますが、知らない銘柄がたくさんあって、写真を撮りながら、いちいち驚いていました^^;
乾杯は、トラディショナルメソッド北海道Rose
北海道ワインさんでも(失礼ながら)こんなに素敵な泡を作っていたのですね
先日のブログに書きましたが、古くから北海道でワインを作っているワイナリーこそ、ここ数年の進化がすごいんです
続いてニセコオーガニックスパークリングワインロゼ2021
多分、初めて飲みました
飲んだことのないワインや、ご無沙汰していたワインを中心に、とにかく飲みました(笑)
驚いたのは、山幸シリーズ
山幸は十勝ワインの代名詞のようなワインで、北海道らしい野性味を感じるワインですが、今芽室や北見などでも栽培が始まり、こんな飲み比べまで楽しめるようになっていました!!
個人的にはジンギスカンにピッタリな味わいだと思うので、北海道で作る赤ワインとしてピッタリだと思っています^^
写真を見る限りでは、20種類は飲めたのではないかと思いますが、どれを飲んでも以前のような残念な気持ちになることはなく、たくさんの人に薦めたくなる道産ワインばかりでした^^
兎にも角にも、北大構内に完成予定の研究センター含め、北海道産ワインのこれからがますます楽しみで、目が離せません!
みなさんも北海道産ワインのこと、目に留めて気にしてみてください!
そして飲んでください!!
今回、交流会の会場となったのは、北大正門横にあります『カフェdeごはん』さん
こちらはアルコールも飲めるカフェなんですよ^^
そして、ソフトクリームも美味しいのです!
おつまみの他、シメソフトクリームまで用意してくださいました^^
ワインをたんまり飲んだ後にピッタリのサッパリ系ソフトクリーム!
余談ですが、北大には他にもソフトクリームを提供しているところがあるのですが、それぞれ味が違うので、ソフトクリーム食べ比べも出来ちゃうんです^^
お好きな方はぜひ!!