【積丹スピリット】
北海道・積丹で製造しているクラフトジンの会社名
作っているのはスピリッツ（蒸留酒）ですが、あえての“スピリット＝魂”
誕生の経緯や想いは過去にこちらでアップ済みですが、その積丹スピリットから、さらに魂のこもった【Draft Absinthe】が誕生
先日お披露目会があり、オサナイも参加してきました！
会場は日生ビル１Fにあります、【PloomShop札幌店（CAFE＆SHOP）】
アカプラに面した奥のテーブルの席の上にセッティングされていたのは、アブサンファウンテンと呼ばれる、水を入れる容器
蛇口をひねると、ポタポタと水が出ます
アブサンはアルコール度数が高いお酒（こちらは64％）なので、通常は水で割って飲むのですが、こうして少しずつ垂らしていくと、白濁していくのです
その瞬間を愉しみながら飲むお酒がアブサン
詳しくはネットで検索すると情報も出てくると思いますが、アブサンを製造するのに必要なのが、ニガヨモギやアニス、ウイキョウなのどハーブやスパイスなのです
積丹スピリットにはハーブの圃場があり、それらの主原料をフレッシュ（生）のまま（写真は乾燥ハーブですが）使用することができる環境
その環境を生かしたアブサンを製造しよう！という流れになり、研究に研究を重ね、Draft（生）absintheが誕生したそうです
今回発売となった、Draft absintheにはニガヨモギをはじめ、13種類のボタニカルは使用されているそうですが、その中にはマカヨ（フキノトウ）、シケレぺ（キハダ）、セタエント（ナギナタコウジュ）など、アイヌ民族の食生活にも関わっていたボタニカルが含まれています
まさに、北海道だからこそのアブサン！
ちなみにアブサンはニガヨモギの西洋名、アブシンティアムから来ているそうです
オサナイはキケンな酒（昔、幻覚が起こってキケンだと禁酒された時期があったそうです）だからアブサン？って思っていたこともありました＾＾；
積丹スピリットのプランドマネージャーである岩崎氏に、出来立てホヤホヤのDraft absintheを注いで頂きました＾＾
ほんのり色づいた原酒
周りの空気をキレイにしてくれるような、スッキリとしたハーブの香りに癒されます！
まずはそのまま舐めてみます（さすがにゴクッとはいけません＾＾；）
度数は高いのですが、独特のアルコール臭があまりなく、柔らかさを感じます
こんなにアルコールが大好きなのに、実はスピリッツ系がそこまで得意ではない方なのですが、積丹スピリットさんの製造しているジン（火の帆）も含め、苦手なツンとくる感じがあまりしないのです
『僕がアルコールがツンとくるのが好きじゃないので、全体的に優しく仕上げたのです』と、岩崎さん
同じ感覚で嬉しい！
嗜好品なので好みはあると思いますが、どちらかというと苦手なジャンルだったという方にこそ、一度味わってみてもらいたいと、心か思います
それにしても、見た目からリラクゼーション効果のあるお酒です＾＾
そしてアブサンが、北海道で造れるということに感動を覚えつつ、じっくり味わいました
今回は、このアブサンに合わせて【Kiffer la Maison】さんに作っていただいたという、プラリネショコラをペアリング
ケッパーが効いた、オトナだから楽しめるショコラ
少しずつ、アブサンと一緒に愉しみました♪
Draft absinthe、今回は258本しか製造されていないそうです
そのうちの限定100本が、12月21日（水）10：00より、WEBサイトにて販売されます！
Draft absintheの価格は、化粧箱入りで16,000円（会員でも12,000円）と、決してお安くはありません
その価格について、積丹スピリットの代表である岩井氏が『一つ一つのハーブを時間をかけて育て、フキノトウは雪の下から掘り起こし、フレッシュハーブでこの色を出すことに何度もチャレンジしてようやく出来たアブサン。そして北海道の森と水、この環境だからこそできたアブサンへの想いを考えたうえでの価値だと思っている』とおっしゃっていました
個人で1本とまではいかなくとも、飲食店さんなどに置いていただき、多くの人に知ってもらえたら嬉しいなぁと、心底思いました！！
ちなみに今回のボトルのイラストは、岩井氏のお母様である岩井てる氏が2017年に描いた作品なんだそうです！！
ステキ過ぎますっ(≧▽≦)
そうそう、なぜ会場がploomShopなのかと言いますと、JTの森という活動からの繋がりがあるからなのです＾＾
もうすぐ終わってしまいますが、店内では積丹ジンを楽しめるイベントも開催中のようです！タバコを吸わない方も、一度足を運んでみて下さい＾＾
