ご縁に導かれて
イーストライフをゆるりと満喫

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NO.04
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伊藤 亜由美さん AYUMI ITO 株式会社クリエイティブオフィスキュー
代表取締役

株式会社クリエイティブオフィスキュー代表取締役
北海道小樽市出身
1992年2月「クリエイティブオフィスキュー」を創立以降、大泉洋らTEAM NACSが所属、個性派俳優を抱え全国へと活躍の場を広げる。また、プロデューサーとして鈴井貴之が監督を務めた映画『man-hole』や『river』、TEAM NACSの全国公演『LOOSER~失い続けてしまうアルバム』を皮切りに数多くの作品で采配を振るう。
近年は食、観光、地域産品など北海道のさまざまな魅力を全国に伝えたいという思いから、映画『しあわせのパン』(2012年)、『ぶどうのなみだ』(2014年)の企画やWebメディア等の連載を担当するなど、北海道の魅力を発信し続け、2019年初春には映画『そらのレストラン』を公開。
2012年11月にオープンしたベーカリーショップ「boulangerie coron」は現在札幌市内で4店舗展開。2015年9月には農が見えるレストランをコンセプトに「brasserie coron with LE CREUSET」(http://brasserie-coron.com/)をオープン。

イーストエリアの躍進を後押しする新・苗穂駅

イーストエリアの再開発が始まる前から「ご縁を感じた」この地に活動拠点を据え、北海道のエンターテインメントを発信し続ける「オフィスキュー」代表取締役の伊藤亜由美さん。イーストエリアの目覚ましい発展を鑑みれば、伊藤さんの先見の明には感服というほかありません。昨年11月にはJR苗穂駅が新たに移転開業し、イーストエリアのさらなる躍進が期待されています。
いつも道内外を飛び回っている多忙な伊藤さん、この日初めて苗穂駅を訪れました。

古き良き風景と新しい都市生活の共存を願って

橋上化した新苗穂駅、南北を結んだ自由通路から、札幌駅方面を眺める伊藤さん

橋上駅舎へ続く自由通路から東西に延びる線路を見下ろしながら「どこへでも行けちゃいそうな気分になりますね!」と声を弾ませる伊藤さん。今後は南口に駅直結の高層マンション(大和ハウス/25階と27階のツインタワー)が建設され、下層階には商業施設も入る予定と知り、まちへの思いをこんなふうに語ってくれました。

「イーストエリアはますます活気あふれるまちになっていきそうですね。その一方で、この界隈には札幌景観遺産に指定されている『岩佐ビル』や『カトリック北一条教会』などの歴史的建造物も多く、それがイーストエリアの魅力のひとつになっていると思います。古き良き風景と新しい都市生活が共存しながら成熟したまちになっていけばいいですね」。

都市と自然が融合するイーストライフ

伊藤さんにとってイーストエリアは生活の場でもあります。「この地域はオフィスが多いので、平日は活気があるけど土日はとても静かなんです。永山記念公園(北2条東6丁目)で犬の散歩をしたり、時には豊平川まで足を延ばしたり。こんなに都心に近いのに豊かな自然も味わえて、ほんとうに住みやすいまちだと思います」。

永山記念公園内にある「旧永山武四郎邸」

行きつけのお店もすべてイーストエリアという伊藤さん。「気軽に立ち寄れる『ビストロ・デジャ』は田舎風パテがおいしいの!フラワーギャラリー『ダンクール』は古い倉庫を改装した店構えも素敵だし、お花のセンスも抜群。それから……」と、お気に入りのお店をいくつも教えてくれました。中でも足繁く通っているのが、韓国人のご主人が作る繊細な和食が評判の小料理店「旬の味 しょう」。このお店でまたしても「ご縁を感じた」という伊藤さん、はたしてそのご縁とは……?

苗穂駅前の老舗酒屋で角打ちを楽しむ

苗穂駅を出て伊藤さんが向かったのは、苗穂駅南口の正面にある明治43年創業の老舗酒屋「カネキ小飼商店」。代目店主・小飼英祐さんとは「旬の味 しょう」で知り合って以来のお付き合いです。

「熱燗王子」とこカネキ小飼商店 五代目店主・小飼英祐さん

じつは小飼さん、オフィスキューを代表するスター集団「TEAM NACS(チームナックス)」のメンバーと大学時代の演劇サークル仲間。店内には当時の思い出の写真や台本のコピーなども飾られていて、ナックスファンの間ではちょっとした“聖地”なんです。

小飼商店では食事に合う日本酒・ワインを中心に取り扱っているほか、「燗酒王子」こと小飼さんが選ぶマニアックな純米燗酒を蔵元直送でお取り寄せ。月曜〜土曜は店内で立ち呑みできる角打ち営業も行っています。ずらりと並ぶ酒瓶を背に、小飼さんとのおしゃべりを肴に杯を傾けるのを楽しみにしているご常連も多いそう。

ではでは、伊藤さんと小飼さんのご縁に乾杯。

この地で生まれ育った小飼さん。地元への愛着は強く、角打ちを始める以前から酒を介したまちのにぎわいづくりに取り組んできました。去る5月19日には北海道神宮頓宮で昼酒を楽しむイベント「日本酒オールスター燗酒祭」を開催。境内に乾杯の声とほろ酔いの笑顔があふれました。

苗穂駅周辺まちづくり協議会の理事も務める小飼さん。イーストエリアの未来像をどのように描いているのでしょうか。

「まもなく駅前のツインタワーマンションが完成しますが、単に住む人の数が増えるだけでなく、このまちを訪れる人が増えてこそ人の流れが変わり、活気やにぎわいが生まれるはず。そのためには“訪れてみたくなるまちづくり”が必要です。魅力的なお店や人が集まる場所、世代を超えた交流があり、楽しそうに暮らす住民がいる──他のまちの人に『なんだか面白そうだな』『遊びに行ってみたいな』と思ってもらえるよう、住む人みんなが力を合わせて、楽しみながらまちづくりを進めていけたらいいですね」。

ほろほろと酔いにまかせて酒談義

伊藤さんをはじめお酒好きが多いオフィスキュー。昨年はファンのためにオリジナルラベルの純米酒「酒CUE福(しゅきゅふく)」を発売したところ、800本があっという間に完売したそうです。

(伊藤)「うちのお酒、1本持ってきたんだけど飲んでみる?」

(小飼)「純米酒ですね。酵母を使ったのかな、フルーティーで飲みやすいですね。この酒は常温がいいな。冷やしすぎるとほどよい酸味や旨みが消えちゃう」

(伊藤)「『酒CUE福』は栗山の小林酒造で作ってもらったんだけど、小林酒造は札幌で創業して、豊富な水と広大な土地を求めてのちに栗山に工場移転したのですよね。」

(小飼)「そうなんですか。北海道には頑張っている蔵元がいろいろあるから、これからが楽しみですね」

(伊藤)「札幌の千歳鶴、釧路の福司……」

(小飼)「小樽の田中酒造、上川大雪酒造……」

(伊藤)「あ、瀬棚の『吟子物語』知ってる?映画『そらのレストラン』に出てくる生産者のお米から作られてるんですよ……」

気さくな角打ちは人との距離を縮めてくれるよう。ふたりのほろ酔いトークはゆるゆる続いていくのでありました。

 

◎INFORMATION◎
伊藤亜由美さんも出演する
SAPPORO YARDフォーラムいよいよ開催!

開発が進む札幌イーストエリアの魅力を発信し続けている
webサイト「SAPPORO YARD」主催のフォーラムを8月25日(日)に開催します。

スペシャルゲストに脳科学者の茂木健一郎さんを迎えての特別講演。
その他、伊藤亜由美さんをはじめとする札幌イーストにゆかりのある方々による
パネルディスカッションも実施します!
参加無料、定員170名様となっておりますのでお早めにお申し込みください。

SAPPORO YARD 1st フォーラム
札幌の未来の地図を考える〜開発が進む札幌イーストエリアの魅力〜

日時:2019年8月25日(日)
開場 13:00/開演 13:30/終演 16:30(予定)
会場:さっぽろ創世スクエア
北海道テレビ放送(HTB)社屋6階 大会議室
(札幌市中央区北1条西1丁目6番地)

参加申し込みはこちら

※申し込み締め切りは8月15日(木)まで

 

 

 

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