札幌イーストの
新しいスポーツの拠点へ

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NO.03
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折茂武彦さん TAKEHIKO ORIMO 株式会社レバンガ北海道
代表取締役社長

プロバスケットボールリーグ、Bリーグ1部、B1で戦う「レバンガ北海道」の選手。運営会社である株式会社レバンガ北海道の代表取締役社長、そしてBリーグの理事を務める。今年5月に49歳となり、Bリーグ現役最年長選手にして、昨季は国内トップリーグ通算1万得点を達成。2019-20シーズンも現役続行を表明している。男子バスケットボール日本代表ではキャプテンを務めたこともあり、1998年、2006年開催の世界選手権(現ワールドカップ)出場。2016年Bリーグ発足以降、3季連続チーム内日本人選手トップの得点を上げており、実績はもちろん、現在もチームの戦力であり続けている。

レジェンドが新アリーナにやってきた!

「レバンガ北海道」は、B.LEAGUEに所属する北海道のプロバスケットボールチーム。折茂武彦さんは、2007年に大学卒業から14シーズン在籍したトヨタ自動車から「レラカムイ北海道」へ移籍。その後レラカムイ北海道は運営会社の経営難によりチームが消滅。2011年に当時キャプテンを務めていた折茂さん自らが代表となり、新チームとして「レバンガ北海道」を創設し、以降、国内プロスポーツでは異例の選手兼代表として活動を続けています。

今年1月には、国内トップリーグ日本人選手初の通算10000得点を達成。バスケットボール界のレジェンドと称される、B.LEAGUE現役最年長の選手です。

この日、折茂さんは今年4月にオープンしたばかりの「北ガスアリーナ札幌46(札幌市中央体育館)」を訪れました。言うまでもなく、バスケットボールが行われるフィールドは体育館。札幌市が運営する体育館では最大規模の施設を、折茂さんと一緒に回ってみました。

 

札幌市が運営する体育館では最大規模。進化しつづける創成イーストエリア。

北ガスアリーナは、サッポロファクトリーや近隣の高層マンションと空中歩廊で直結し、創成イースト地区は大きく変貌を続けている。

大規模な大会の実施が可能なアリーナ。レバンガ北海道のほか、エスポラーダ北海道の試合も行われる

1周250mのランニングコースは、雨天時や冬季のランナーたちに重宝されそう

まずは、2Fのアリーナへ。バスケットボールコート3面分を確保できる広さがあり、観客席は2,500席を有し、大規模な競技大会やプロスポーツイベントの開催にも対応します。また、3Fには1周250mのランニングコースも設置されています。

折茂さんは「レバンガも、こちらの体育館を使わせていただく予定です。新シーズンでは、今年12月と来年の4月にホームゲームを開催し、練習でもお借りしたいと思っています。レバンガは自前の練習施設を持っておらず、北ガスアリーナ46さんほど立派じゃなくてもよいので(笑)、自分たちで自由に使える練習施設をなるべく早くに作り、選手たちによりよい練習環境を提供できるようになりたいと思っています」と、選手よりクラブ代表の表情になって話していました。アリーナに立つと「立派な施設ですね」と一言。新シーズンに向けて、ここでプレーするチームの姿を思い浮かべていたのかもしれません。

 

武道やマイナースポーツの施設も充実

弓道室

北ガスアリーナ札幌46は、札幌市の中央体育館。旧中央体育館の前身は、明治32年に北1条東2丁目に建設された武道場でした。武道の中心地として歩んだ歴史は新体育館にも受け継がれ、剣道室・柔道室・武道室を設置。また、相撲やボクシング、弓道やアーチェリーなどのマイナースポーツを練習できる専用競技室も設置され、指導員付きの開放日には未経験者でも体験できます。折茂さんは相撲室や弓道室を見学して「へー、こんな施設があるんだ。これは初めてですね!」と、ちょっと驚きの様子。確かに、土俵や弓道の的、ボクシングのリングなどを見ると、誰もが思わず「うわー」と声を上げるかもしれません。

弓道室で思わず弓を引くポーズをする折茂さん

「土俵を間近に見たのは初めてだなあ」と折茂さん

剣道室

柔道室

ボクシング室

各室を表すピクトサインが何ともかわいい

トレーニングのこだわり、バスケットボールへの思い

スタンドに上がってみると、アリーナで高校生らしき若者がバスケットボールの練習を行っていて、それを眺めながら折茂さんが語り始めました。「3歳上の兄がずっとバスケットボールをやっていて、中学に入って兄を知る先輩から半ば無理やり入部を薦められて始めました。中学1年の時点では160cmちょっとしか身長もなく、楽しく感じたり真剣に打ち込むことはなかったですね。ただ中学3年生までに30cm以上身長が伸びたんです。進んだ高校は埼玉県の強豪校で、そこから真剣にバスケットボールに打ち込むようになり、高校2年でインターハイの得点王になり、日本代表にも選ばれました」。卒業後は日本大学に進み、インカレという大きな大会で優勝。そして、社会人では実業団チームのトヨタ自動車(現アルバルク東京)に。レジェンドの道は、こうして始まったのです。

折茂さんにトレーニングのこだわりについて聞いてみました。「トレーニングは、与えられた時間の中でどれだけ集中してできるかが成長するポイント。常に試合をイメージし、意識することを大切にしています。僕は才能があったわけじゃなく、足も速くないし、人より高く飛べるわけではないし、筋肉ムキムキのパワーがあるタイプでもない。ただ、ここまで来れたのは人の100倍以上いろんなことを考えながらやってきたから。点数を取るためにどうすればいいか、いろんなカタチを考えて、工夫して、実行する。それが今までやってきたことのすべてです」。

では、折茂さんにとってバスケットボールの魅力とは何でしょうか?

「バスケットボールは、他の競技に比べて得点機会が多いことが魅力だと思いますね。僕は得点を取るべきポジションなので、そこはプライドを持ってやっていますし、シュートを決めた時に会場の皆さんが一体となって盛り上がってくれるのが本当に嬉しいですし、いつも力をもらっています。1秒あれば得点を決められるので、最後の最後まで勝敗の行方が分からないことも、試合に夢中になっていただける要因じゃないかな。観客席とコートの距離が近いのもバスケットボールならでは。プレーのスピード感や身長2m以上の選手達が目の前でぶつかり合う迫力も間近に感じていただけると思うので、ぜひ会場に試合を観に来てほしいと思います」。

レバンガ北海道のホームアリーナは「北海きたえーる」ですが、新シーズンからは北ガスアリーナ札幌46でも熱戦が繰り広げられる予定。折茂さん、10月のB.LEAGUEの開幕が待ち遠しいです!がんばれレバンガ!

 [SAPPORO YARD予告]折茂選手の第2弾インタビュー記事を今秋、掲載する予定です。お楽しみに!

 

◎レバンガ北海道INFORMATION◎

【今シーズンの開幕戦は10/6、ホームアリーナ・北海きたえーるで開催!】
B.LEAGUE 2019-20 SEASON 開幕戦『レバンガ北海道 vs 横浜ビー・コルセアーズ』
開催日:10/6(日)-7(月)

【開幕まで待てない!プレシーズンゲーム開催!】
B.LEAGUE 2019-20プレシーズンゲーム『レバンガ北海道 vs 川崎ブレイブサンダース』
開催日:9/7(土)-8(日)

B.LEAGUE 2019-20プレシーズンゲーム『レバンガ北海道 vs 三遠ネオフェニックス』
開催日:9/27(金)-28(土)

今シーズンのBリーグ開幕戦、プレシーズンゲームともに、会場は『北海きたえーる』となります。
たくさんのご来場、心よりお待ちしております。