森を味わう、唯一無二の北海道イタリアン
料理に寄り添うペアリングも完璧

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新装オープンしてから行けていなかった【TAKAO】さんに、今年ようやくご縁があり足を運ぶことが出来ました!!

足を運んだのは11月ですので、紹介したメニューは現在のものではありませんが、感動の嵐だったので、改めてのご紹介

店内に足を踏み入れた時から、札幌の住宅街にいることを忘れさせてくれる空気感に包まれます

窓の外の景色も、どこか郊外の町にいるような雰囲気

二人で使うには贅沢すぎる広さのテーブル
そして真ん中にはオブジェ

こちらにはメニュー名ではなく、素材の名前が記されていました

穴子/山葡萄/ツルコケモモ

お料理と一緒に、原料の説明もしてくださいます

北海道と本州の北部で自生するツルコケモモをゼリー状にしたものが、フワフワの煮穴子の上にのっていました

器は岩石

いきなりパンチのある一皿に、ちょっとドキドキ

自家製パンに添えられていたバターには、春に採取した行者にんにくを乾燥させてパウダーにしたものが混ぜ込まれていました
素材の説明一つ一つが楽しい^^

山のエキス

料理王国12月号の表紙にもなった1品
運ばれてきた時の香り、一口目の味わい、そのすべてが脳裏に焼き付いているほど強烈なインパクト!
なんと1皿で30個分のマッシュルームを使用しおり、水は一切加えていないそうです
椴松から抽出したエキスが振りかけられたホタテの存在がまた素晴らしく、まさに山のエキスという名前の通りのスープでした(≧▽≦)

ちなみに椴松のエキスそのものも嗅がせていただきましたが、香りのエキスってこんなにすごいものなのか!!と、驚いたほど

真蛸/鞍掛豆/ポロタン

馬の背に鞍をかけたような模様が特徴的な、鞍掛豆はとても歯応えがあって、真蛸の柔らかさとポロタンという栗の、ほのかな甘みが絶妙なバランスで掛け合わさって、食べることが楽しくなってしまうパスタ!!

濃厚なソースがしっかり絡むように、この乾麺を使用していると説明を受けましたが、本当にソースを余すことなく味わえました^^

国産黒トリュフ/トゥレプ

道産子なら一度は見たことがある、ウポポイのマスコットキャラクター“トゥレッポん”
実は今までカブだと思っていたのですが、トゥレプと呼ばれるオオウバユリの鱗茎だったことを、TAKAOさんで初めて知りました(;’∀’)

そのトゥレプから作られたでんぷんを使用した自家製麺が泡状のソースの下に隠れていました!

国産の黒トリュフの香りも素晴らしかった~~~!!!!

椴松/発酵柚子

お口直しのシャーベットにも、森のエキスがふんだんに感じられ、そして本当にスッキリ!!

トモサンカク/山葡萄/ドングリ(小楢、赤楢)

北斗市のおぐに牧場の黒毛和牛のトモサンカク
とにかく火入れが完璧で、柔らかくてジューシー&旨みのカタマリのような味わい(≧▽≦)

添えられていた山葡萄やワイン(写真)を使用して作られたソースにパンチがあり、さらに肉の存在感を際立たせてくれるのですっ

そしてドングリの酵母で作った自家製パンがまた、ソースとの相性が抜群で、お腹はいっぱいなのにキレイに完食

植物の図録のようなものが登場

こちらのハーブティーに使われてる草花たち
もちろん、TAKAOさんのスタッフみんなで採取したもの

ここで、テーブルの真ん中に飾られていた小枝をポキリ。ここからまた、森の香りが広がるのです!!

本物のハーブティーを飲んだ気分

ほうじ茶/柿(〆パフェ風)

札幌の〆パフェ文化をここで取り入れるとは!!なんと遊び心のあるドルチェ。
ジェラートは薫り高い、煎りたてのほうじ茶味
そして柿のエスプーマ、底には梨のような食感のヤーコン!
ボリューミーなのに上品な味わいだから、あっという間になくなってしまいました!

もう一つのドルチェがやってきたのですが、なんと見た目が“森”でした!!
そして椴松のシロップを使用したマシュマロは椴松の枝に刺すという演出・・・
一つの手抜きも見当たりません

そして小枝に刺さっていた黒い球体はチョコレート!!

締めはクマザサ茶

生粋の道産子ですが、ここまで北海道を感じたことは初めてでした・・・
しかも、それも食べられたんだ!というような素材ばかり
道産子でもある高尾シェフの北海道愛、そしてアイヌの食文化を次の世代につなごうという想い

高尾シェフのおかげで、ますます北海道の食の可能性を知ることが出来ました
今行っておいてよかった!!

 

そして今回ドリンクは、お料理に合わせて提供してくださる“ペアリングセット”をオーダー

イタリアワインだけにこだわらず、北海道産ワインや日本酒まで!!
全てが完璧でした

お安くはないけど、飲食後の満足度を考えると決して高くはない
高尾シェフがこれからどう進化していくのか知りたいし、またこの空間を堪能しに来たい!と、素直に思えたのでした^^