
2024年の備忘録が続きます
今回は、帯広市にある【マリヨンヌ】さん
帯広中心部にある“北の屋台”からスタートし、その後近くに店を構えた人気店という情報は知ってはいたのですが、中々行くタイミングに恵まれず・・・今年ようやく念願叶いました!!
今回オーダーしたのはショートコース

一皿目は、ウニ 温野菜 クレムフレ、メニューは素材のみの表記
ドリンクは泡をグラスで

蓋にもなっている皿を上げると、下の器にもお料理が!
まず器の蓋の上にのっているマンガリッツアのパンチェッタとアーモンド生地を焼いたサクサク食感を楽しみ、そののちに洋風茶わん蒸しのようなとうもろこしとクレムフレという十勝産のチーズのフランとラタトゥイユ風の温野菜を堪能するスタイル
“十勝の美味しい食材の発信と食の追求“がコンセプトのマリヨンヌさん、まさに十勝全部のせのような1品でスタート!

本マグロ 米艶 根セロリ
見た目はサラダっぽいけど、フォークを入れるとローストビーフのような広尾産の本マグロが!

さらにその下にはトロトロのリーキ、アクセントに根セロリのムース、全体の味付けはトマトのビネグレット
そこにチーズとカリカリになったしそが散りばめられていて、見た目以上の満足度!!
すっかりテンションが上がってしまいました^^

松川カレイ 春菊 加賀太
メニューには松川カレイと記載されていたけど、説明では広尾産のオヒョウとのこと
そのオヒョウはエチュベでフワフワ、アサリの身もたっぷり♪なにより、貝だしの深みが素晴らしく、食べた瞬間、目を見開いてしまうほど!
そこに春菊とフェンネルオイルのほのかな苦み、そして付け合わせにシャインマスカットが、以外にもアクセントになっていて、またもやビックリ

熟成メークイン 花咲蟹 八角
蟹とじゃがいも、どちらも北海道を代表する食材だけど、コロッケ以外ではあまり一緒に食べない組み合わせな気が・・・
でも食べたら驚くほど違和感がなく、特に花咲蟹の素材以上に濃厚さを感じる味わいにまたもやビックリ!
カリフラワーの使い方や絶妙な甲殻ソースの味付け、さらに添えられていた一口サイズの全粒粉のブリオッシュ、どれも完璧!
お替りプリーズ~~

そしてこちらが、昆布を練り込んだホイップバター
こういうところにも、北海道愛を感じる

ししゃも 熟成キタアカリ 幸
なんと、ししゃものベニエが立体的に盛られています!その下には熟成キタアカリを使用したニョッキ、地元のホンシメジや落葉、そして幸(チーズ)を使用したソース&イカ
一つ前のお料理にもじゃがいもを使用していたけど、それとは違う濃厚さ!
これもまた、十勝産食材てんこ盛り!!てんこ盛りだけどバランスが絶妙~

蝦夷鹿 ビーツ 気まぐれブルー
エゾシカは食べる機会が多い方だけど、一口で素晴らしく良い状態&火入れが完璧なことが分かった一皿!地元の黒ニンニクとビーツ、マデイラワインを使用した存在感のあるソースも完璧😋

「サカエヤ熟成肉」黒毛和牛経産牛
なんと!エゾシカ肉はメインではなく、こちらが本日のメインディッシュ!!

通常は廃棄される経産牛を、わざわざ熟成肉で有名な滋賀の精肉店に依頼して熟成
鹿肉で感動した上にこの一皿がやってきたので、完全にノックアウトされました💦

〆はデザートかチーズプレートwおセレクトできる仕組み
2名だったのでどちらも味わってみましたが、チーズプレートはカットチーズがオール十勝産の上に、チーズを使ったプチデザートまでついてくるので、お得感アリアリ!!!

今回ワインはお料理に合わせて、グラスでお願いしました

それがまた、どれもめちゃくちゃ好みのものばかり♪


どちらも飲んでみたいと言ったら、半分の量で出してくれたり、至れり尽くせり^^
ボトルだと、道産ワインも色々ありました

隠し撮りしたらボケボケだったけど、黙々とお料理に向き合う小久保シェフ
でも話しかけると、とっても気さくなのです^^
そして、地元愛が本当にすごい!
メニューの裏には使用している食材が記載されているのですが、自ら生産者の元へ足を運んだYouTubeチャンネルまであるのです!!
十勝のオイシイを全部堪能出来ちゃう、唯一無二のレストラン
今回はテーブル席だったけど、次はカウンター席でず~っとシェフを眺めていたいかも^^