札幌駅北口からすぐの仲小路にある【西洋料理 NiNi】さんのシェフが今年の7月に変わり、新たにソムリエも加わったとのことで、先日“新生NiNi”さんへ足を運んできました
※1階のヒニニツカについては下記のblogをご一読ください🍺
以前ランチでお邪魔したことはありますが、夜の雰囲気はまた一段とイイ感じ^^
※食後に撮ったので、カウンターの上にコーヒーカップなどがありますがお気になさらずで^^;
NiNiさんにはテーブル席もありますが、カウンターでシェフの仕事ぶりを眺めながら堪能するのがオススメということで、今宵はカウンター席で楽しませていただきました
シェフのおまかせコースは8000円
こんな感じで、使用しているメインの食材がシンプルに書かれています
そしてこの日のワインは、ソムリエセレクトのペアリング(7000円)で
まずはこちらの泡から
喉の渇きを我慢してきた甲斐がありました(笑)
1皿目の“生ハムと果実”は、ハモンセラーノの下に余市産のシャインマスカットが隠れていました
かつお節のようなチーズは、ファットリアビオさんのリコッタサラータ
甘くてジューシーなシャインマスカットに程よい塩味
プロセッコに合う~~(≧▽≦)
と言うことで、あっという間に飲み干す(笑)
2皿目は“鮟鱇”
苫前産のアンコウで、衣にビール(京極ぺールエール)を使用しています
そして合わせたビールが空知ヴァイツェン
そう、1階に北海道クラフトビールのお店があるので、その特性を生かしたお料理&ペアリング!!
これはステキ✨
パプリカのソースとエストラゴンとアーモンド入りのタルタルソース
食感はむっちりしているけど、割とタンパクなアンコウの味わいにピッタリのソース!
そしてビールを使用しているから、衣がサックサク
ソースがもったいないので、パンを要求してしまう(笑)
3皿目は“北寄貝”
苫小牧産の北寄貝を日高昆布で湯引きしたものに、甲殻類のソースと真狩三野農園さんのニンジンのピューレ、そしてレモン風味のソース
食べたら天井を見上げてニヤけてしまうやつ(≧▽≦)
こちらに合わせたのはリースリング
個人的に大好きな組み合わせ!!
4皿目は“真鯛”
カブと柿、キビ糖、パルミジャーノ
そして15年物のバルサミコソース!!
これがまた、ワインを欲する味わいに仕上げてくれておりまして・・・
余市・じきさんの環
北海道のナチュラルワインならではの旨味が、いい塩梅でまとめてくれました(なので飲まさる)
5皿目“蝦夷鹿”
新得にある上田精肉店さんのエゾシカのゴロゴロミートソース
トルテリーニと言う自家製パスタの中にはリコッタチーズがたっぷり!!
まさしく、“ツマミ系パスタ”
合わせたワインは、じきさんと同じく余市にある登醸造さんのセツナウタ
北海道のジビエに間違いなく合う赤です🍷
6皿目“縞ゾイ”
皮目をパリッと焼き上げた積丹で穫れた縞ゾイは、見た目だけでヨダレが・・・
ブイヨンのバターソースに木の芽、そして山椒パウダー
添えられている根セロリもウマウマ😋
そんな縞ゾイに合わせたのが、ポルトガルのアルバリーニョ
道産ワインだけじゃなく、程よく世界各国のワインが入っているのも、個人的にはウレシイ^^
そして7皿目は本日のメイン“合鴨”
滝川産の合鴨は、北海道では割とメジャーですが、合鴨って火入れですごく食感が変わると思っています
NiNiさんは、炭火でじっくり火入れしているとのことで、理想的な焼き上がりでした!!
添えているベリーのソースは、シェフの自宅で穫れたワイルドストロベリーとのこと!
音更産の13か月熟成のメークインも美味しかったなぁ~^^
合わせたワインは、アルザスのピノ・ノワール
これがまた、合鴨にピッタリ寄り添ってくる(≧▽≦)
デザートは“栗”
和栗を使ったジェラート
栗好き、小躍り(笑)
何よりうれしかったのが、こちらにもアルコールのペアリングがあったこと!!
こちらのラムをペアリングしてくれるところが、最高過ぎる!!
一口飲んだ後、HAKKO GINGERを加えて飲んでみて下さいと、ラムの新たな飲み方を知ってしまいました(≧▽≦)
最後に宮の森アルケミストコーヒー
中央が2代目シェフの宍戸千秋さん、そして左がソムリエの池戸丈暁さん
なんでも、以前の職場が一緒で旧知の仲とのこと
なるほど!だからこその完璧なペアリングだったわけですね^^
ちなみに今回の価格(料理+ペアリングで15,000円税込)は、来年見直す予定もあるとのことで、まずは年内に一度、足を運ばれることをお勧めします!!
アラカルトもあるとのことだったので、個人的には遅めの時間に2次会使いさせていただきたい!!と思っております(≧▽≦)
ちなみにお店の奥には、こんな素敵なワインがたっぷり入っているワインセラーを眺めながら密談が出来る個室もあり(笑)