北海道での展示が初めての名品も多数
和の美しさを改めて知る展覧会

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9月16日(土)~11月12日(日)まで、
北海道立近代美術館で開催される【近代日本画と北大路魯山人展

前日にプレス向け発表会があり、足を運んできました
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今回は島根県にある足立美術館の協力のもと、

北海道での展示が初となる名品が揃った見ごたえのある内容で、
ファンの皆様にとっては間違いなく見逃せない展覧会!
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特に、上松松園の『娘深雪』を含む4作品が並ぶことは、かなり稀とのこと

※看板やチラシに掲載されている作品


と、実は私は近代日本画に関してはほとんど知識がなく、
失礼ながら行くまではワクワクというよりは、
とりあえず行ってみるか~という感覚だったのですが、
学芸員の方や、足立美術館の方の説明を聞いているうちに、
すっかりツボにはまってしまいました!!
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まずは、足立美術館に120点もの作品がある、『横山大観』のこと

足立美術館を設立したのは、横山大観の作品に惚れ込んだからということと、
横山大観以前の日本画は、輪郭を重要視していたが、
それを排除し、色彩で表現したところ、世間からは化け物の絵と批判されたこと・・・


詳しい方ならだれもが知っている情報なのかもしれませんが、
ワタシにとっては初めての情報だったので、この時点で一気に興味を持ったわけです!

横山大観が、批判されながらも新しいことを切り開いてくれなければ、
今の日本画は誕生していなかった・・・
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それから様々な画家が影響を受け、

東洋画や西洋画のエッセンスを日本画に融合させて生まれた作品などが、
次々と世に登場していったわけです
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何気なく目にしていた日本画に、

そのようなストーリーがあったことを知れただけで、
足を運んでよかったと思いました^^
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そして今回、改めて思ったこと

作品説明は絶対聞いた方がいい!!


もともと美術館に行くのは好きな方ではありますが、
これまでは自分の感性を大事にして楽しむ方でした

もちろんそれも間違いではないと思うけど、
なぜこの作品が生まれたのかということを知ると、
その作品の深さ・メッセージがより伝わって楽しさ倍増!
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ということで、音声ガイドを利用することをオススメします(断言!)

 
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日本画のコーナーの後には、北大路魯山人展の会場があります

これがまた、見ごたえ満点!!
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作りたい料理に合わせて、器も作ってしまう
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失敗してしまったものも、壊さず新たな作品にしてしまう
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北大路魯山人の存在はもちろん存じ上げておりましたが、

こちらも聞けば聞くほど、魯山人ってとにかく何にでも興味があって、
それを全部自分のものにしちゃうすごい人なんだ!と、
ワタシの好きなタイプだったことが改めて判明(笑)
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改めて、北大路魯山人の著書が読みたくなりました!!
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しかし、多彩すぎる!!

 

そして今回、展覧会の外にもワクワクするコーナーが!
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足立美術館のある島根のものが色々販売されているんです^^
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展示会場を出た後、思わずがっつり見入ってしまう(笑)
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TOKUMITSU COFFEEさんのコラボ商品も発見!

詳しくはこちらにも載っていますが、和菓子なんかも色々ありました^^
※食べ物以外もあります!!

 

日本の美しいものが好きな方、さらには美味しいものが好きな方にもオススメな
【近代日本画と北大路魯山人展】、11月12日(日)までの開催ですので、
ぜひ一度足を運んでみて下さい