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昭和38年に開業した【道新ホール】が本社移転に伴い、6月30日(日)で閉館となります。
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そんな中、“ありがとう道新ホール”という冠を付けた、様々な公演が最終日まで開催中P1101474
先日、道新ホールでは最後の演劇の舞台となる、鈴井貴之OOPARTS「天国への階段 北海道re-mi-x」が行われまして、囲み取材&ゲネプロに参加させていただきました
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こちらは7年前に、東京の舞台俳優さんたちと上演した作品を“北海道re-mi-x”と称し、オフィスキューのメンバーのみで再構成した舞台
内容としては、“死”が関わってくるということから、鈴井さんが『ありがとう道新ホール、さようなら道新ホール、安らかにお眠りください』という想いもこめたそう
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同じ所属事務所のメンバーではあるものの、一緒に演劇をするのは初
さらには北川久仁子さん、滝谷美夢さんは初の舞台!

北川さんは、『道新ホールは観客としてはもちろん、司会などでも大変お世話になった場所。だからこそ今回の舞台に挑戦してみました。道新ホールでなければチャレンジしていなかったと思う』とのこと
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ちなみに森崎さんは、『この舞台が大好きだったので、即立候補させていただきました!実は道新ホールで初めて観た舞台がOOPARTSで、とにかく道新ホールは北海道の演劇人にとって甲子園のような場所でした。道新ホールはナックスの解散LIVEの場所と決めていたのに、どうしたらいいんですか??』と訴えておりました。
『ずっと解散しなきゃいいんじゃない?』と鈴井さん(笑)

色々な思い出などを聞かれると、すごく感慨深げな顔つきで、『やっぱりさみしいね、お芝居的に泣けるシーンもあるんだけど、最後は道新ホールに対する涙をごまかしながらの演技になるかも』と鈴井さん
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道新ホールの客席は700席
狭すぎず、広すぎずなこのスペース、ステージとの距離が近くて、観客席との一体感があるんですよね『ステージからの視界が、すべてお客さんの顔なんです』と鈴井さん。
2024-06-24
この画像は、公式サイトに載っていたもの
ステージから見ると、こんな感じなんですね~

オサナイはステージ側に行ったことはありませんが、観客としては何度もお世話になった場所。まさに青春時代の思い出が詰まった場所です!!
色んな意味で、一つの時代が終わるんだなって感じました。

出演者の一人であるオクラホマの河野さんが、『ちょうど相方が新しくできた劇場のこけら落とし公演に出演し、私が道新ホールの〆の舞台に立つということに、何かしらの意味を感じました。』とおっしゃっていたのが印象的でした。

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鈴井貴之OOPARTS「天国への階段 北海道re-mi-x」についてですが、こちらは一般発売翌日にはSOLD OUTだったため、行きたくても行けなかった~~~というファンの方も多いはず!

そんな方に朗報です!
7月12日(金)に、有料配信が行われることになりました!!
アーカイブは7月21日(日)まで残るそうですので、ぜひあなたの都合の良い日時にお好きな場所で、じっくり堪能してみてはいかがでしょうか?

詳細は公式サイトにてご確認を

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それにしても、ものすごくシンプルなのに濃密、社会問題へのメッセージ性がありつつも、笑いも涙もありな、一瞬も見逃したくないお芝居でした。
初めて一緒に舞台に立つメンバー(しかも22~62歳!)とは思えないほどのチームワークで、見ていて安心感もありました^^

オフィスキューファン・演劇ファンの皆様はもとより、道新ホールに思い出がある方も、この機会をお見逃しなく!