海・山・畑の恵みを一度に堪能できるまち

先日、【カネキタ北島農場】さんがワインを飲ませて育てている、余市ワインポークを味わうモニターツアーが行われまして、オサナイも参加してきました!
今回は、その時の様子を綴りたいと思います^^
実はこのモニターツアーは夏に一度行われており、今回は冬編ということで、夏とは違う余市町の魅力を感じてもらうためのモニターツアーなのです
ちなみに夏編はこちらにアップ済み
札幌駅から貸切バスに乗り込み、まず最初に向かったのは【まるまったファーム21】さん
さくらんぼやりんご、洋なし、プラム、プルーンなどを栽培している果樹園で、りんごジュースやジャムなどの加工品なども製造販売しています^^
りんごは様々な種類があり、その場で切り分けて試食させていただきました^^
オサナイは残念ながらバラ科のアレルギーがあるので、生のリンゴは諦めてりんごのお酒をいただきました!
今回も、午前中からアルコールです(笑)
このりんごのお酒、果肉がたっぷりで、すりおろしりんごを頂いているかのようなのど越し!もちろんアルコールなので、グビグビ飲んだらキケンなやつです
ジャムも種類が多くてビックリ!
こちらは余市駅のお隣【エルラプラザ】でも人気の、焼肉などに使える万能タレ。発売されてすぐのころにオススメされて購入したのですが、美味しくてあっという間になくなってしまいました^^;
当然ながら、北島豚のソテーにも抜群に合うので、物産展などではセットで売れているそうです!
ふと周りを見渡すと、早速両手に袋を下げている方もチラホラ
1軒目にして、早速余市に魅了されてしまいました(笑)
お次に向かったのは、余市漁港の近くにあります川内谷さんの作業場
目の前がこの景色!えびす岩と大黒岩だそうです^^
この風景だけだと良いお天気なのですが、、漁に出るには時化ている状態とのことで、漁業体験は残念ながら中止に
だけど、とっておきの試食がありました(≧▽≦)
茹でたてのタコです!!
十分大きく見えるのですが、市場には卸せないサイズとのこと
是非とも味見したい!と思ったら、予想以上のサイズをいただきました(笑)
茹でたてのタコは、何もつけなくても十分に美味しいっ
あまりに美味しくて燗酒が欲しくなる・・・(残念ながら、この日はありませんでしたが)
まだまだ食べたかったけど、メインのランチ前に満腹になるわけにはいきませんので、次へ向かいます!
次に向かったのは、国道沿いにある【新岡商店】さん
1971年から営業している余市の魚屋さんです
新岡商店さんのお魚は、より魚が美味しく味わえる津本式という神経締めで、完全に血抜きをしているのですが、その方法を実践で見せていただく勉強会を開催していただきました。
そしてそして!!
川内谷さんが獲ったヒラメを神経締めしたものもご用意いただきました(≧▽≦)
茹でたてタコに続き、この場に燗酒もってきてくださ~~い!って言いたくなった瞬間(笑)
さらには非売品(自宅用)であります、究極の鰊漬けまでお出しいただくというおもてなしまで・・・
余市は元々大好きだったけど、ますます好きになる瞬間ですっ!
そしてこの後、お待ちかねのランチタイム!
今回の会場は、新岡商店さんからすぐの場所にあります。【ヨイッチーニ】さん
今回は、下國シェフがヨイッチーニの厨房を借り、スペシャルランチプレートを用意
※奥に見えるのが、ヨイッチーニのオーナー、相馬さん。ここ最近は自社のブドウ畑の作業で大忙し
いつもはコース仕立てで用意される下國シェフですが、今回は北島さんのご意向もあって、ワンプレートでの提供
このワンプレートの完成度が、本当に素晴らしかった!!
素材の味を生かすための優しい味付けが、より旨味を引き出しているということが、一口食べるごとに伝わってきます!
トマトソースはあえて皮を残しているのですが、それが全く気にならなくて、ソースの中にとけこんでいる
当然豚肉は北島農場のワインポークなのですが、低温調理と高温調理を繰り返して仕上げたと言っていたけど、とにかく柔らかくてジューシーでした(≧▽≦)
この状態で頂くのが一番、ワインポークの良さが伝わるのかもしれません
添えられているイカも&イカ墨ご飯も、余市産のイカ
豚肉のソースのトマトも当然、余市産
本当に美味しい食材が何でも揃う町ということがわかるワンプレート
そしてこちらが今回頂いた、ワインたち
千歳ワイナリーの北ワインのスパークリング・白・ロゼ・ピノ ノワール
あれ?余市のワインじゃない?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらのワインに使用しているぶどうは、余市町で栽培されているものなのです
今回は、そのぶどうを作っていらっしゃる、木村農園の木村さんもランチに同席いただき、ワインについて説明いただきました^^
千歳ワイナリーに限らず、全国のワイナリーで余市のブドウが使用されているんです^^
それだけ、余市のブドウが評価されているってことですよね
今回は、ワインだけでなく、スペシャルなりんごジュースも生産者の山下さんと共に登場
山下さん曰く、『りんごは11月の凍結気温になる前まで木の上で熟させた状態で収穫をしたものを、コンテナの中で一冬貯蔵して低温熟成させたのち、3月に搾汁したものになります』とのこと
なんと、そこまで手間と時間をかけてジュースを作るんですか??
ある意味、変態ですよね!!(←あくまで誉め言葉)
山下さんは移住組とのことですが、余市は若い世代が増えているという、北海道の中でも希少な町でもあります
今回も、昼から大いに飲んだわけですが、これでは終わらないのがこのツアー・・・
駅隣接のエルラプラザへ移動し、前回同様試飲コーナーにてお好きなワインを一杯
まるで駆け付け1杯!的な感じでグビッと飲み干した後、サクッと買い物(何度か来ているので買いたいものがだいたい決まっている)をして、これまた前回同様【Qunpue -クンプウ-】さんへ
この幟、ステキ!!
ここで、北島さんの私物(という言葉であっているのか?)のワインポーク生ハムを、北島さん自らがカット
カットがめちゃくちゃ上手!!(しかも普通の包丁で)
そして断面がものすごく美しい・・・
相変わらず、旨味凝縮系生ハム!
この生ハム食べ慣れてしまうと、他のが塩辛く感じてしまうんですよね^^;
そしてこちらでも、ワインを2杯・・・^0^;
なんだかちょっと、甘いものが欲しくなってきたかも・・・と思ったら
目の前に“余市シュトレン”なる包みを発見!
急きょ、カットして頂きました(≧▽≦)
こちらのフルーツ、そうえん農園産のものも使用されているそうです^^
楽しい時間はあっという間・・・
夏のツアーに比べたら、ワインの量も普通だったかなと、毎度の北島さんの飲ませっぷりのせいで、思考がおかしくなってしまうツアーでした(笑)
ぶどうが生っていなくても絵になる、雪に埋もれたぶどう畑の風景(車窓から撮影)
こんな景色を見ると、冬の余市もワクワクすることだらけだなと思いました!
今回はモニターツアーということで、参加者からアンケートを集め、来季の本格ツアーに向けて現在検討中かと思いますので、皆さま首を長くしてリリースをお待ちいただければ!!
北島さん!期待しておりますっ