小学校跡地に誕生した、“SHIRO”のオープンファクトリー

『自分たちが毎日使いたいものをつくる』
その想いをコンセプトに、素材を生かしたコスメの開発・製造・販売を行っている【SHIRO】
今や日本国内のみならず、世界でも販売されておりますが、SHIROさんの前身である(株)ローレルは、北海道砂川市で誕生した会社
そのローレルから、『shiro』にブランド名を変更した時の想いなどは、以前こちらのブログにアップ済※その後、shiroからSHIROに変更
その年の10月には砂川市の国道12号線沿いにカフェ併設のSHOPをオープン
※その時のブログはこちら
そして2023年4月28日(金)、砂川市豊沼町54-1・江陽小学校跡地に、工場を併設した【みんなの工場~MINNANO-SUNAGAWA FACTORY BY SHIRO】がグランドオープン!!
先日メディア向けの内覧会があり、足を運んできましたのでレポートいたします^^
こちらの門は、小学校時代に使用していたものをそのまま残してあります
到着した瞬間、まずはこの景色に目を奪われました!!
みんなの工場のロゴマークにも描かれている“ピンネシリ”の山並み
まだ残雪の残る美しい姿が、久し振りの青空に映えまくり!!
この山並みは、カフェの窓からも眺められるようになっています^^
と、カフェについてはまた後程!
まずは工場&ショップの紹介から
玄関から中へ入ると、まずはこの開放感のある空間!
左手にインフォメーションがあり、奥の壁には全体図のイラストが描かれています
そして入口右手にショップがあり、真ん中には“ブレンダーラボ”と呼ばれるスペースが
こちらは自分で香りをブレンドし、世界に一つだけの“マイフレグランス”を作ることができるスペース!
SHIRO定番のフレグランスと、本店限定の6種類+季節のフレグランス2種からセレクト
容器デザインは2種・サイズも2種あり、パッケージシールも自分で貼ります
スポイトで計ってボトルに入れ、アルコールとブレンドして約15分で完成
香りの好みは人それぞれですので、こうして好みの香りをブレンドして出来た香りを楽しむのは、本当に楽しい時間でした^^
出来上がった香りをご一緒した方たちに嗅いでもらったら、『ミカさんっぽいですね!』っていわれて、なんだか嬉しかったり^^
今回オサナイはWHITE TEAをベースに、EARL GREYとヴァーヴェナという、今の季節に合わせたシトラス調の爽やかな香りをブレンド
パッケージシールには、調合した分量を記しました^^
ちなみに本店限定のフレグランスというのが、『フルーツブーケ』
砂川の地で出会ったフルーツからインスパイアされて誕生したそうです^^
あえて黄色いボトルデザインにすることでショップ内でもひときわ目立ち、そして眺めているだけでなんだかとてもハッピーな気分にさせてくれました^^
コスメ以外の雑貨やセレクト食品も並んでいました^^
これはじっくり・ゆっくりショッピングしたくなる空間です^^
でも、お子様連れだとさすがに難しいかなと思ってしまうショップですが、そんな不安を解消してくれる場所があるのです!
じゃ~ん!
天井一杯に張り巡らされた白いネット!
このスペースは、自由に登って走り回れる空間なのです^^
ショッピングをしながらでも、上を見上げると子どもたちが見える
子どもたちは、疲れ果てるまで走り回れる!
しかも天井には、子どもたちの声が響き渡りすぎないよう吸音材が設置されているそうなのですが、その素材が、以前店舗スタッフさんたちが使用していたユニホームをアップサイクルして作られているのです!
ひゃぁぁぁぁ、なんだか感動しちゃいましたっっ
他にも自由に読書可能なライブラリーもあり、買い物をしなくとも砂川の皆さんの憩いの場所として利用してもらえる空間を提供しています
しかも選書をSHIROのスタッフさんたちが自ら行っているそうです(通常は専門家にお願いすることも多い)
気になった書籍は購入することも可能とのこと^^
この日はレセプションの特別仕様で、ロングテーブルの上に『北竜町の森の恵み』を再現した装飾が施されていましたが、通常は下記の画像のようなスタイル
工場で働くスタッフさんの隣で、市民やお客様が寛ぐことができるなんて、まさに『みんなの工場』だなぁって思います^^
さて、改めてカフェの紹介へ^^
この日は内覧会ということで、メニューは限られていましたが、国道12号線沿いのSHIRO CAFEの時と同じく、『北海道の自然素材のおいしさをそのまま伝える』がコンセプトのカフェになります
厨房にはSHIROの雰囲気にピッタリなピザ釜
そしてこちらが本日のピッツア
具材は、スナップエンドウ・アスパラ、行者ニンニクと、まさに春を感じる構成
しかも行者ニンニクは、SHIROの会長でありブランドプロデューサーでもある今井氏と、食材や料理の監修を行っている『TAKAO』の高尾シェフが自ら山に入って採ってきたものこのこと!!
※ちょうど高尾シェフがいらっしゃったので、撮影させてもらいました
道産小麦でモッチリと焼き上がった生地にたっぷりの春野菜。とにかく香りが豊かで、一口噛むほどに美味しさが広がるんです^^
実はオサナイ、行者ニンニクはそれほど得意ではなかったのですが、このピッツアに関しては、まさに程良い感じで行者ニンニクが効いていて、とにかく食べ進みました!
そしてピッツア以上にハマったのが、パスタ!
“鶏ミートボールのゆずクリームスパゲッティ 酒かすチップを添えて”
クリームパスタは何度も食べてきたけど、このクリームパスタは今までのと全く違う!
ゆずが効いているからだけでなく、全体的にあっさり目。だけどコクはある。そしてすごくまた食べたくなる!
でもってかなりボリューミー!!
アラフィフの胃袋には結構堪えます^^;
ということで、小さなお子様ならシェアして食べてもちょうどよい感じなのです^^
ミートボールが鶏肉って言うところも、お子様を意識してなのかなぁって思いました♪
忘れてはいけないのが、酒かすチップス
SHIROさんのコスメ商品ではお馴染みの酒かすを、こうしてチップスで頂くことが出来ます
改めて、SHIROさんで使用している原料は、食べることもできるほど自然の素材で出来ているということが伝わります^^
それにしてもこのチップス美味しかった!
お土産で販売して欲しい(≧▽≦)
せっかくのなのでジュレソーダも頂きましたが、美味しいのはもちろんだけど、とにかくキレイ!
だからつい、窓辺に置いて映え撮影してしまった(笑)
改めて書きますが、この景色は本当に素晴らしいです!!
何時間でも眺めていられますっ
残雪の山並みはこの季節だけですが、きっと夏も秋もそして冬も、いつ見ても癒されることは間違いないと思います
こちらは店内にあったローレル時代からの商品展示
こうして改めて見ると、これまでの歩みや想いがジワジワ伝わってきます
その想い、インフォメーションにあった“SHIRO PAPER”を読むとより、分かります
↑画像は公式サイトより
SHIROさんだけではなく、コロナ禍で考え方が変わった企業や人はたくさんいらっしゃると思いますが、ここに辿り着くのには理由があった・・・と思えるようなお話しばかりでした
製品誕生までの苦労話や、みんなの工場に使用している素材や全体のコンセプトなど、まだまだ紹介したいのですが、正直書ききれないほどの情報量なので、ぜひSHIRO PAPERをご一読いただけたらと思います!!
オープンは2023年4月28日(金)ですが、完成形ではなくここからがスタート!
出来る限り、見続けていきたいな^^
※旧SHIRO砂川本店は今後、みんなの秘密基地@砂川の活動拠点として、学校に生きづらさを感じている子など、